2021.10月号vol.86

この先の健康を守る口腔トレーニング

歳を重ねると全身の病気や歯を失うなどの要因によって、感覚、咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)、だ液分泌などの口腔機能が低下してしまう方がいらっしゃいます。

10年前、20年前に比べて、上表の項目に心当たりはないでしょうか?このような状態のままでいると、食べ物を噛むことや飲み込むことが困難になる「咀嚼(そしゃく)機能不全」「摂食嚥下(せっしょくえんげ)障害」に進行してしまう場合もあり、その前の段階を「口腔機能低下症」といいます。

10年前に比べると体力が落ちていることに気づくのと同じように、口の周りの機能も少しずつ低下していくため、ある日突然「口腔機能低下症」になるということはありません。

口腔機能低下症の予防のためにも、お口の周りの表情筋などを含めた筋肉トレーニングや、摂食嚥下機能を維持改善する口腔機能トレーニングが大切になります。

口腔機能低下症については、当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。

2021.10月号vol.86

メジャーリーガー大谷翔平

アメリカメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスで活躍する

大谷選手から目が離せません。

現在(8月19日)の大谷選手は、投打の二刀流で素晴らしい成績を更新し続けています。

特に、8月18日に投打同時出場した対タイガース戦では、第40号本塁打だけでなく投手として8勝目もあげ、その凄さを改めて感じました。

大谷選手の打球速度の平均は両リーグで唯一の100マイルを超える101.2マイル(約162.9キロ)を記録しているそうです。

2013年に日ハムに入団し、その年から二刀流でデビューした大谷選手ですが、メジャーリーグでの二刀流に期待はしても、ここまでの活躍を予想できた人は多くなかったと思います。

皆さんが、このさくら通信を読まれる頃には、さらに記録を更新していることを期待したいと思います。

2021.10月号vol.86

大谷選手も実践していたマインドマップ

有名な話ですが、大谷選手は高校時代に「8球団からドラフト1位指名」という目標を立て、その目標に向かうために必要なことを図にしていました。

このような図をマインドマップなどと呼びますが、近年では多くの企業でも取り入れられています。

マインドマップは、1960年代にイギリスのトニー・ブザンが考案したもので、頭の中にある思考や連想されていくことを「見える化」するための仕組みです。

マインドマップは、創造性を高め、記憶や学習、発想などに高い効果を発揮すると言われており、一目で自分のやるべきことが把握できるツールのため、仕事、勉強会など日々の生活の中で活用してみてはいかがでしょう。

マインドマップは、もちろんノートに手書きで作成することもできますが、作成を分かりやすく進めることができる無料アプリもたくさんありますので、目標がある方や考えがまとまらない課題がある方は、是非お試しください。

2021.9月号vol.85

口腔健康を知る資料

歯科医院に通院している中で、お口の検査などを受けたあと検査結果の説明を聞いてもあまり理解できなかったという経験はないでしょうか?

当院は、このように検査や治療についての説明が分からないということがないように、丁寧な説明を心がけております。

しかし、お口の健康状態や問題がある歯についての説明は複雑で限られた時間の中で全てを記憶することは難しいことと思います。

そこで当院では、お口の検査結果やお口の状態をわかりやすいイラストなどを使用して解説し、ご自宅にお持ち帰りができる検査結果資料をお渡しする取り組みを始めました。

資料には、検査結果などを詳しく記載していますので、ご自宅で鏡を見ながら、どこの歯がどのような状態かを正しく確認することができ、必要に応じて撮影した口腔内写真やレントゲン画像を掲載することもあります。

初めて来院された方や数年ぶりに来院された方には、まずお口全体の状態を検査させて頂き、後日検査結果資料をお渡し致します。

皆さんが、自分自身のお口の環境や健康状態を知ることが、お口の健康を支えていく大切な一歩となる診療を目指します。

2021.9月号vol.85

子供の呼吸と発育

「口腔機能発達不全症」という言葉を聞いたことはありますか?

「口腔機能発達不全症」とは、口腔機能の「食べる」「話す」「呼吸する」という運動が発育の遅れから正常に機能していない状態のことを言います。

近年では、ご飯を奥歯でしっかり噛んで食べることができない、お口がポカンとあいていることが多い、鼻ではなく口で呼吸しているなどの子どもが増加傾向にあります。

口腔機能発達不全症の要因の一つに、食事の変化があげられます。

昔のように噛み応えのある食事は減り、口の大きさに合わせたひと口サイズの食べ物が中心になることで、顎の運動が減ってしまい口腔機能の発育の機会が失われています。

「しっかり噛めない」「呼吸がしづらい」などは、お子様自身が自覚して訴えることは難しいため、食習慣や鼻呼吸を意識した生活を心がけていくことが大切です。

2021.9月号vol.85

新型コロナワクチン接種を終えて

先日、新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチン接種(2回目)を受けてきました。

ワクチン接種後の副反応については、ご心配される方も多いのではないでしょうか?

副反応は、2回目の接種後に多くあり、大半の方は接種して5時間後くらいから倦怠感や腕の痛みを感じ、中には37度くらいの微熱から39度くらいまで発熱する場合もあります。

接種翌日の夜に体調が回復するケースが多いようですが、私(院長五十嵐)は、1回目接種の際には体調の変化などはありませんでしたが、2回目接種後は、38度くらいの発熱がありました。

副反応には個人差があるので、2回目のワクチン接種翌日はできるだけスケジュールは空けておいたほうが良いかもしれません。

現在、新型コロナワクチン接種は、世界199カ国で始まっており、EU諸国は18.8億回分のワクチンを契約済みで、アメリカは1カ国で12.1億回分を押さえています。

経済的に劣る国では接種が遅れていますが、新型コロナウイルスが、早く安全に収束することを願うばかりです。

6月28日現在

2021.8月号vol.84

コロナ渦での学校検診で感じたこと

先日、日新小学校と泉野小学校で歯科検診を行いました。

新型コロナウイルスの感染予防が大切になっている今の学校生活では、お昼休みの歯磨き習慣や定期的なフッ化物洗口の取り組みが中止となってるせいか、不十分な歯磨きのお子様が、例年に比べて多かった印象がありました。

また、マスクの着用時間が長くなることで、これまでにない口腔への影響が多くなっています。

感染予防対策として有効なマスクですが、息苦しさから口呼吸になってしまい、口呼吸が習慣化されている子どもが増加傾向にあります。

口呼吸になると、お口の中が乾燥することで、殺菌効果の高いだ液が不足してしまい「むし歯」「歯周病」のリスクが上がってしまいます。

また、口呼吸は成長期の子どもにとって、口を閉じる筋力の低下に繋がることもあり、歯並びへの悪影響もあります。

外出機会も減り、お家時間が多くなっていることで、お菓子やジュースをなんとなくダラダラ飲食でむし歯リスクを上げてしまうため、食生活の乱れにも注意が大切になります。

これまでの生活が送れず大変な日常を過ごしていると思いますが、楽しい学生生活を精一杯楽しんで欲しいと思います。

2021.8月号vol.84

金属資源高騰による銀歯への影響

数年前にむし歯治療で銀歯を入れたときと比べて、治療費が高くなっていると感じた方はいないでしょうか?

銀歯は、その名の通り「銀」で作られていると思われる方も多いと思いますが、その成分は金12%・銀46%・パラジウム20%とその他銅や亜鉛を加工し作られています。

それらの金属は限りある資源としてや世界情勢、自動車産業などの影響により急激な高騰が続いています。

特に、金やパラジウムは2016年頃から異常な値上がりを続けており、15年ほど前に比べると約5倍の価格となっています。

保険が適用される銀歯は、相場に合わせて定期的に治療費が改定されており、国によって定められた治療費は、全国の歯科医院で同じ治療費になります。

当院で導入しているCAD/CAMシステムのプランメカフィット治療は、保険適用外のセラミックのほか、保険適用の白い被せ物を作製することができ、銀歯の被せ物と比べても金額差が少ないことから、プランメカフィット治療を選択される方も増えてきています。

治療費について不安がある場合は、お気軽にお尋ねください。

2021.8月号vol.84

バランスが大切な自律神経

最近、疲れや眠気、動悸や息切れなどを感じることはありませんか?

このような症状がある場合、自律神経が乱れているせいかもしれません。自律神経は、末梢神経の1つで、自分の意思で動かす運動神経などの体性神経とは違い、自分の意思で動かすことができない神経です。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この2つの神経バランスが大切と言われています。

自律神経の良いバランスを保つためには、生活習慣と食習慣、適度な運動という健康維持にも欠かせない3つの要素が大切です。

生活習慣では、寝起きから神経を興奮させないためにも少し早起きして余裕のある行動と1杯の水を飲み、日光を浴びることや、就寝の1時間半前に入浴することが効果的です。

食習慣では、お酒やタバコは控え、免疫細胞の75%が存在する腸を整えるために、食物繊維(発酵食品・納豆・チーズ・味噌汁)を意識的に摂取すると良いでしょう。

運動は、あまり激しくない方が良く、30~40分のウォーキングが効果的です。

また、根拠のない焦りや不規則な生活はできるだけ避け、音楽鑑賞や笑顔でいることを増やすことで気持ちを安定させることも自律神経を整えるために効果があります。

2021.7月号vol.83

CAD/CAMシステムによる高精度なむし歯治療

CAD/CAM(キャドキャム)システムのプランメカフィット治療は、高精度なむし歯治療を可能にすることができます。

むし歯治療では、むし歯になってしまった部分を削り、削り取った部分を被せ物などで修復します。

プランメカフィットは、削った歯の模型や口腔内を専用スキャナーで読み込み、精度の高い修復物を製作します。

修復物は、圧縮されたブロックをミリングマシンで削り出し製作され、ブロックにはセラミック素材や歯科用プラスチック素材など、多くの種類があります。

治療部位や歯の状態に合わせて、最適なブロックを選択することもプランメカフィット治療では大切な要素となります。